オリンピッカー

ヒッチハイクする人はヒッチハイカー、
キャンプする人はキャンパー、
ならばオリンピックを観戦する人々の事はオリンピッカーと呼ばねばなるまいて！

つっても、今日は飛び込みのみ。
飛び込み男子、注目は寺内健！
準決勝の成績も総合して結果が出るらしく、
4位の持点の寺内に対し、否応無く期待は高まったわけです。
ばりばりメダル圏内ですけんね。

しかし。結果から言えば、寺内はシドニーと同じ、8位に終わりました・・・。

寺内は残念だったけど、面白かった。
つーかロシアのドミトリー・サオーチン！！フルネームで覚えた。
彼が出てくるたびに、アナウンサーが言うのよ。

「さぁ、キングオブダイバーサオーチン出てきました。」

キキキ、キングオブダイバー！！？

地味につぼに入った。そんな25日未明。

飛び込み決勝では、5回飛び込んで、それの総合得点を争うのね。
その特典の中には、準決勝の点数も含まれるわけです。
その5回の飛び込み、どんな演技をするか、プログラムは選手の自由。

難易度の高いものをすれば点数も上がるが、失敗率もやっぱ高いわけで。

その典型だったのが、同じくロシアのドブロスコク。
彼は世界選手権ではキングオブダイバーを抑え、優勝した実力がある。
しかし今回、難易度の高いプログラムで固め、自滅。結果は奮わず。

今回、決勝で非常に良かったのが、中国の彭勃選手です。
全ての演技が素晴らしく、ミスも無く、一位独走！
それを追う、サオーチン二位！
それに次ぐ、カナダ選手アレクサンドロ！！

と、いう構図でした。
寺内結果良くなかったけど、勝負自体は面白かった。

最後の一本で、サオーチンが痛恨の水しぶきを上げ、点が取れず・・・
彭勃選手は相変わらず素晴らしい飛び込みで、金を確実にし、
あとは銀メダル争い・・・
と、ここで、ラストの出番のアレクサンドロ、すンごいの持って来ました。
着水も完璧！て事で、2位に浮上！！！！

金：彭勃
銀：アレクサンドロ
銅：サオーチン

でござんした。

つーかね、サオーチンってシドニーでも同じようなことしたそうな。
最後の一本で失敗、銅メダルに落ち着く、みたいな。呪われてンのかしら？
外見は、蛸坊主っていうか海坊主っていうか・・・
サッカーでミスタージャッジ、みたいな有名な審判居たじゃないですか、
あの人に似てる。

母親に、「飛び込みって運次第じゃないの？」と言ったら
「あれは技術なのよ」と言われました。
実際見てみて、な〜るほど！って感じ。
上位の人たちは、本当、水しぶきが上がらない。5本とも。すごいな。

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サッカーのイラク戦は注目ですね！何十年ぶりかのメダル！？ってんで、
イラクも盛り上がってるようだ。
いいよね、オリンピクで盛り上がる国。やっぱ盛り上がらないと！どんどん！

アメリカとかは、あんまり盛り上がってないとか聞くンですが本当なのかしら。

結果をチョコチョコっとニュースで触れるくらいって・・・ええ〜！？
それが本当なら、かなりびびるわ。
そんなもんでいいのか！もっと熱く熱く！徹夜徹夜！
日本じゃ深夜や未明に中継で2ケタの視聴率たたき出してるんだぞ・・・。
マラソンは瞬間が29パーセント・・・だっけ？午前2時くらいだったのに。

そういや、柔道の井上選手。
日本テレビが彼が勝つと見込んで、優先権を獲得して、特番組んで・・・
それで決勝以前に負けたから、冷や汗ものだったらしい。
女子の阿武が勝ってくれなかったらヤバカッタ〜って言ってたらしいが。

シビアな世界だぜ。
オリンピックってのも、選手も、テレビ側からすれば道具なんだな〜。
寂しい話だぜ。
まぁ、日テレだしねぇ・・・。