デトロイト・メタル・シティ(漫画)

道士郎や黒沢など最近良質のギャグ漫画との出会いに恵まれていたのだけれど
ここに来て未知なる原石に出会えたぜ！？
(黒沢はちゃんと7巻まで読んでみるとスゲー面白かったです)
　
その名も
デトロイト・メタル・シティ
　
コミック化してないからとはいえ掲載雑誌を買ってまで読んでしまう上に
最近の独り言は「ファック」
だってファックは世界共通語だから・・・ファックファック
でもレイプを一秒間で3回も言えない自分はまだまだ弱輩です。
　

〜あらすじ〜
オシャレポップス＆下北沢大好き！クネクネ優男の根岸君が念願の音楽デビュー！
しかし！！何を間違ったか、
それはギンギンの悪魔系デスメタルバンドでのデビューだった！
「SATSUGAIせよSATSUGAIせよ！！」
「昨日は母さん犯したぜ明日は父さん掘ってやる」
「メス豚交響曲」
(こ、こんな・・・こんなのってないよ・・・)
(僕は・・・お母さんに素敵だネッって言ってもらえる音楽がやりたいのに)
そんな心とは裏腹に社長やバンド仲間からは
「さすが！根岸はやっぱり最高のメタルモンスターだぜ！」という
称号を頂くトリッキーパフォーマンスを展開する根岸くん。
(作詞も根岸くんが担当)
根岸くん扮するクラウザー様が起こす様々な伝説を描く
猟奇的デスメタルバンドサクセス(？)ストーリー(心はすれ違い)漫画です。
　
「―今だから言える　1999年7の月　人類を滅ぼそうか迷った―」
　
ヒューッ！
クラウザー様さえいればいい！！
クラウザー様さえいればいい！！

　
　
今週はこんな感じ。
ブラックメタルの世界的スターであり帝王・ジャック様が引退を決め
「各国の生意気なメタルバンドを潰す」世界崩壊ツアーを展開、
日本での対バンにDMCが選ばれた。
当日、ジャック様の楽屋に実家から送られたシイタケを土産に訪問した根岸くん、
(色々な苦労話し合えたらいいなっ)
(ライブの最後、一緒にウィー・アー・ザ・ワールド歌いたいなっ)
その思惑は見事に打ち破られる！
プレイガール達に囲まれ、何を話しかけても「ファック！」「ファァーック！」
危うく根岸くん自身がファックされる寸前からがら逃げ出し
長州小力似の翻訳者の誤訳で更に追い討ちを受ける。
　
英語を勉強し、友好的な歩み寄り・・田舎の両親が懸命に育てた椎茸・・・
それらを邪険にされ、怒りのクラウザー様が目覚める！
「あの野郎に俺のシイタケをぶち込んでやる！」
額の文字は「殺」から「KILL」
やってくれる！クラウザー様は次回、何かをやってくれる！！
　
ワクワク感満載で後編に続く！
　
　
うわぁ楽しみだぁ！！
　
　
ってかヤングアニマルと間違えてヤングジャンプ買っちゃったりもして。
「ヤング」つく雑誌名多すぎる
表紙もみんな似たようなもんだし
「ヤング」部分だけチラ見せで置いてあるしそりゃ間違えるわい。
で、せっかくだから夜王読んだら、こっちもヤバかった。面白い！面白いよ！！
(夜王は厳密にはギャグ漫画ではないけれど)
早く11巻出ないかな〜。　

　
　
Destroyer
KISS CD Mercury / Universal 1997/08/12 ￥1，239